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佐賀県×スポーツを止めるな「女性アスリート支援に関する連携協定」を締結

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佐賀県×スポーツを止めるな「女性アスリート支援に関する連携協定」を締結

著者:W-ANS ACADEMY編集部

2023.09.15

月経

10代を含む女性アスリートに向けた「生理とスポーツ」の教育・情報発信へ

 佐賀県と一般社団法人「スポーツを止めるな」は7月28日、佐賀県庁で「女性アスリート支援に関する連携協定」を締結しました。締結式には山口祥義県知事をはじめ、「スポーツを止めるな」で活動する元競泳日本代表の伊藤華英さんも出席。女性アスリートが「生理とスポーツ」という課題に向き合うサポートをしていきます。

 佐賀県では現在、スポーツのチカラを活かした人づくり、地域づくりを進める「SSP(SAGAスポーツピラミッド)構想」に取り組んでいます。SSP構想では、世界に挑戦する佐賀ゆかりのトップアスリートの育成を通じてスポーツ文化(する、育てる、観る、支える)の裾野を拡大し、さらなるトップアスリートの育成につながる好循環を確立することを目指しています。その中で、女性アスリート支援にも積極的に取り組んでいきます。

 生理は、女子学生アスリートにとっては避けては通れないものであるものの、正しい情報や知識、相談できる人がいないという課題が多くあります。「スポーツを止めるな」との連携を通じて、地域に寄り添いながら、学生や指導者への継続的な知識普及・意識醸成を行うことで、より女性アスリートが健康にパフォーマンスを発揮できる環境づくりを進めていく、としています。

 山口知事は「生涯にわたって女性アスリートが活躍するには、将来のことを踏まえ、コーチを含め周りが正しい理解のもと、支えていくことが重要であると思っています」とコメント。「今回の連携によって、女性アスリートや保護者、指導者が安心して競技を続けることができる環境を作っていきたいと思います」としました。

「スポーツを止めるな」で女性アスリートと生理の問題について取り組む「1252プロジェクト」のリーダーを務める伊藤さんは「女子学生アスリートをはじめ、指導者や保護者様々方へ生理の知識を広め、生理の症状や、課題を理解することの大切さを伝えていきたいと考えております。佐賀県とご一緒できること大変嬉しく思います。地域と共に歩めるよう活動してまいります」とコメントを寄せました。

(W-ANS ACADEMY編集部)

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