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高校時代は陸上人生の通過点。楽しくそして真剣に、様々な種目にチャレンジ!

「INTERVIEW / COLUMN」記事

  

高校時代は陸上人生の通過点。楽しくそして真剣に、様々な種目にチャレンジ!

著者:W-ANS ACADEMY編集部

2024.01.17

練習に励む若葉高校陸上部【写真:荒川祐史】
練習に励む若葉高校陸上部【写真:荒川祐史】

 全国津々浦々の強豪校や個性あふれる部活動を紹介するW-ANS ACADEMYの部活動訪問。今回は福岡大学附属若葉高校の陸上部にやってきました!

 2023年の高校総体(インターハイ)では100メートルや円盤投げなど個人の入賞者も多く、総合6位という結果を残した強豪校!

 顧問を務めるのは中本恭子先生です。「高校での陸上は通過点に過ぎない。色んな種目に触れながら、今まで気づかなかった自分を発見するためにとにかく陸上を楽しんで欲しい。社会に出た時に人から必要とされ、大切に可愛がってもらえるような生徒を育てたい」という思いを胸に、生徒と向き合っています。

 今回お話を聞くのは、柴田藍名さん(2年)と平嶋明璃さん(2年)。

 2023年のインターハイでは、柴田さんが三段跳びで12位、平嶋さんが円盤投げで11位!

 今後が楽しみなお二人に、チームや競技のことを聞いてみました!

強さの秘訣は“走り込み” キツくてもとにかく走ります!

柴田藍名さん(左)と平嶋明璃さん(右)【写真:荒川祐史】
柴田藍名さん(左)と平嶋明璃さん(右)【写真:荒川祐史】

――顧問の中本先生ってどんな人?

柴田さん&平嶋さん 一言で表すなら「パワフル」です。グランドのどこからでも大きな声で指示が飛んできます。(笑)

 あと「優しい」です。1対1で話すこともよくあって、コインランドリーに先生と2人きりで行ったときには、新しい種目への挑戦を後押ししてくれました!

練習を見守る中本恭子先生(写真中央)【写真:荒川祐史】
練習を見守る中本恭子先生(写真中央)【写真:荒川祐史】

――強さの秘訣は?

柴田さん 使いこなせる身体づくりと走り込みです。キツいですが、とにかく走ります。

平嶋さん ウエイトトレーニングなどもしながら、体づくりにも取り組んでいます。

――試合で大切にしていることは?

平嶋さん 1本目を特に集中しています。1本目を失敗すると、2、3本目にプレッシャーがかかって記録が落ちることもあるので、とにかく1本目ですね。

柴田さん 私は2本目です。(笑)1本目は軽く流します。2本目で失敗しません!

卒業式の日、先輩たちが一人一人に送った長文の手紙に感動

新しい練習メニューにも笑顔でチャレンジしていた【写真:荒川祐史】
新しい練習メニューにも笑顔でチャレンジしていた【写真:荒川祐史】

――大きな大会でプレーする時、どんなことを考えていますか?

柴田さん 走る時は前傾だけ意識しています。他は「となり来ているな」くらいで、あまり考えません。

平嶋さん 投てきの時は頭を真っ白にしています。考えすぎると逆にこんがらがってしまうので、今まで練習してきたことを信じてプレーするのみ!

――アオハルなエピソードはありますか?

柴田さん&平嶋さん 卒業式の日に、先輩全員が部員一人ひとりに手紙を書いてきてくれます。部員も多いのでかなりの量だとは思うのですが、長文のメッセージで感動しました。

 自分達も書くと思うと、ちょっと多いなあって感じです。(笑)計画的に頑張ります!

――最後に、2人の推しの選手は?

柴田さん&平嶋さん 大熊珂菜さん!

 普段は奇想天外な子だけど、走っているときは本当にかっこいいです!

柴田藍名さん(左)と平嶋明璃さん(右)に担がれる大熊珂菜さん(中央)【写真:荒川祐史】
柴田藍名さん(左)と平嶋明璃さん(右)に担がれる大熊珂菜さん(中央)【写真:荒川祐史】

 400メートルリレーでは1走と2走をそれぞれ務め、バトンパスもするというお二人。競技の話をする時の真剣さからは、懸ける思いが伝わってきました。

 チームにもできないことへ楽しみながらチャレンジしていく雰囲気があり、笑顔の絶えないところが印象的でした。

 陸上部の皆さん、ありがとうございました!

陸上部女子の集合写真【写真:荒川祐史】
陸上部女子の集合写真【写真:荒川祐史】

(W-ANS ACADEMY編集部)

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