「INTERVIEW / COLUMN」記事
団結の裏にテニスノートあり 高校総体4強の強豪、合言葉は「コート以外の姿で勝負」
著者:W-ANS ACADEMY編集部
2024.03.14

全国津々浦々の強豪校や個性あふれる部活動を紹介するW-ANS ACADEMYの部活動訪問。今回は大商学園高校の女子テニス部にやってきました!
2023年の全国高校総体(インターハイ)では、団体戦でベスト4の成績を収めた強豪校!シングルスやダブルスでもインターハイ出場者が多数在籍しています。
部員は2年生6名、1年生8名の計14名で、目標は創部史上初の全国優勝。
今回お話を聞くのは、キャプテンの河野虹架さん(2年)。キャプテンに就任してから約半年、自身のことやチームのことを聞いてみました!
毎日朝から晩まで一緒「団結力では負けません!」

――監督の笹井先生や顧問の吉田先生はどんな人?
「笹井先生は、生徒一人ひとりに向き合ってくれる監督です。部員全員が毎日書いているテニスノートを通して、テニスだけでなく生活まで全員のことを見守ってくれています。
顧問の吉田先生はテニスの技術を中心に、コートに入って後ろからコメントをくれたり、ポイントの間で指導してくれたりと、細かくいろいろなことを教えてくれます」
――チームの強みは?
「他校のテニス部では、学校外部のスクールで練習している選手も多いのですが、大商学園は全員が学校内で練習しています。毎日朝から晩まで一緒にいるので、団結力では負けません!」

――キャプテンに就任してからの心境は?
「キャプテンは笹井先生からいきなり発表されました(笑)。もともとそういうタイプじゃなかったのですが、キャプテンになってから、だんだん周りが見えるようになってきました」
――コートが2面のみですが、どんな練習を?
「コートでできる人数は限られているので、工夫して練習を回しています。1組がコートで練習する時は、もう1組が開いている場所でトレーニングをしたり、コートを半面ずつに分けて全員で練習したり。効率よくやれているので、練習量はしっかり確保できています!」

先生から毎日、人として成長するためのコメントをもらっています!
――テニスノートにはどんなことを書きますか?
「特に書くことのルールは決まっていないので、その日あったことや悩みなどをテニスに関係なく自由に書いて、先生に毎日提出しています。表紙の裏には全員『コート以外の姿で勝負』と書いており、先生からも人として成長するためのコメントを毎日もらえます!」

――最後に、推しの部員は?
「エースの千葉陽葵さん(2年)です。常に明るくて、面白い人です(笑)。小学校4年生の時から一緒にテニスをしていて、もともとダブルスも組んでいました。ずっと仲が良かったので、同じ学校でテニスができて嬉しいです!」

監督の笹井先生も「個人戦では見たことないようなすごいプレーが、団体戦だと出る」と話すように、仲間と過ごした時間を力に変えている大商学園テニス部。
きつい練習も鼓舞し合いながら楽しんでいる生徒たちは、まさに青春のど真ん中!
テニス部の皆様、ありがとうございました!

(W-ANS ACADEMY編集部)
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