「NEWS」記事
モルテン&FIBA、女性アスリート支援のプロジェクト展開 競技継続率の改善に向けた取り組み
著者:W-ANS ACADEMY編集部
2025.10.09

女性向けの多彩な取り組みを実施
株式会社モルテンは、FIBA(国際バスケットボール連盟)のグローバルパートナーとして、女子アスリートや女性リーダーを支援するプロジェクト『Women in Basketball #KeepPlaying 2025』を、欧州、北中米・南米、アジアの3大陸で展開しました。
『Keep Playing』では、「好きなことを続けよう。スポーツを続けよう」をテーマに“女性アスリートの競技継続率の改善”に向けて、2021年から様々な取り組みをしています。
今回は、各地域で開催された世界有数の女子バスケットボール大会を舞台に、モルテンはFIBAや関連団体と連携し、次世代を担う女性たちに向けた多彩なイベントや支援活動を実施しました。
欧州では、ギリシャ・アテネで開催された『FIBA Women LEAD in Basketball Forum』にモルテンが参加。FIBAおよび欧州バスケットボール連盟と共催で行われた本フォーラムでは、女子バスケットボールの発展に向けた戦略的優先課題として、競技参加の拡大や次世代リーダー人材の育成、ファン層の拡大、ジェンダー多様性の促進などについて議論。FIBAが推進する次世代女性リーダー育成プログラム『WiLEAD 3.0』の修了式も行われました。
また、『ユーロバスケット2025』の開催地ドイツ・ミュンヘンでは、女子ジュニア選手向けのバックステージツアーを実施。14~16歳の選手たちが舞台裏の見学や代表選手との交流を通じて、競技へのモチベーションを高める貴重な体験を提供しました。
南米のチリで開催された『FIBA女子アメリカップ2025』では、FIBAアメリカが進める『ADELANTEプログラム』と連携し、若年層女性選手の競技離れに関する実態調査を行いました。U-23選手や関係者を対象に行われ、今後の女性競技者支援やコーチ・審判の育成、ジェンダー多様性の促進に向けた戦略づくりに活用される予定です。同地域で優れたアイデアを示した女性リーダーの中から『FIBA女子ワールドカップ2026』への公式招待者を選出する取り組みも進行中です。
アジアでは、中国・深センで開催された『FIBA女子アジアカップ2025』で、2つのバスケットボールクリニックを実施。「スペシャルオリンピックスクリニック」では障がいのある子どもたちに大会アンバサダーの苗立杰(ミャオ・リージェ)氏や大神雄子氏らが参加して、バスケットボールの楽しさや感動を体験しました。「女子ジュニア選手向けクリニック」では、ロールモデルとなる女性リーダーが技術・精神両面でサポート。バスケットボールとのつながりを深める貴重な機会となりました。

さらに、FIBAが展開する世界的な草の根プログラム『Her World Her Rules』の一環として、『FIBAチャイナ・ガールズサマーキャンプ2025』を開催。10か国から集まった116名の少女たちが参加し、FIBA史上最大規模の取り組みとして注目を集めました。キャンプでは、モルテン主催の『Basketball Legend Camp Visit』も実施され、中国女子代表のレジェンド孫夢然(スン・モンラン)氏とのトレーニングセッションやサインボールの贈呈など、参加者にとって忘れがたい思い出となっています。
■モルテン公式サイト:https://www.molten.co.jp
(W-ANS ACADEMY編集部)
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