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感謝の気持ちを言葉に! 2022年インハイ初優勝、強豪サッカー部を支える固い絆

「INTERVIEW / COLUMN」記事

  

感謝の気持ちを言葉に! 2022年インハイ初優勝、強豪サッカー部を支える固い絆

著者:W-ANS ACADEMY編集部

2024.03.13

対戦形式の練習をする大商学園高校女子サッカー部【写真:荒川祐史】
対戦形式の練習をする大商学園高校女子サッカー部【写真:荒川祐史】

 全国津々浦々の強豪校や個性あふれる部活動を紹介するW-ANS ACADEMYの部活動訪問。今回は大商学園高校の女子サッカー部にやってきました!

 全日本高校女子サッカー選手権に2020年度大会まで13年連続出場! 2022年の全国高校総体(インターハイ)では初優勝を飾った、勢いのあるチームです。

 今回お話を聞くのは、キャプテンの太田美月さん(2年)。1年生の頃から試合に出ていたという太田さんに、チームや学校のことを話してもらいました!

チームのスローガンは「技術に勝るチーム力」

キャプテンの太田美月さん【写真:荒川祐史】
キャプテンの太田美月さん【写真:荒川祐史】

――どんな学校生活を送っていますか?

「スポーツクラスがないので、文武両道を目指して勉強も頑張っています。修学旅行は、セブ島やシンガポールなど海外を含め行く先を選べたのですが、勝ち続けていれば選手権前のシーズンだったこともあり、コンディションを考えて国内にしました! 普段は寮生活で6人部屋なのですが、楽しく過ごしています!」

――最後に盛り上がっていた練習は?

「全員で20点取れたらOKで、取れなかったら罰ゲームというルールでやっています。今日は取れなかったんですけど、最後PKを決めたのでOKになりました(笑)」

チーム全員で喜びを分かち合う【写真:荒川祐史】
チーム全員で喜びを分かち合う【写真:荒川祐史】

――練習中「ありがとう」の声が飛び交っていましたね。

「怪我でプレーできない選手や審判をしてくれる方、ビデオを撮ってくれる方などサポートしてくれる人がいるからこそ自分たちがプレーできているので、感謝の気持ちはしっかり言葉で伝えるようにしています。人として成長できるのも大商学園の良さです!」

――チームの強みは?

「『球際・切り替え・ハードワーク』という3つは大商学園としてずっと掲げているので、練習の中で意識しています。また、『技術に勝るチーム力』がスローガンなので、技術だけでなく、戦う気持ちなどチーム力の部分も大切にしています」

引退しているはずの3年生が練習をサポート

大会を終えた3年生も練習を手伝う【写真:荒川祐史】
大会を終えた3年生も練習を手伝う【写真:荒川祐史】

――キャプテンになって意識は変わりましたか?

「自分のことよりもチームのことを考えるようにしています。私は言葉で伝えるのが上手いタイプではないので、そこはもっと頑張らないといけないなと思っています。ただ、頼れる仲間がたくさんいるので、変に気負わず、今まで通りプラスアルファでやっていきます!」

――お世話になった先輩は?

「盧初奈さん(3年)です。初奈さんに相談すると毎回心に刺さる言葉をくださるので、号泣してしまいます。1年生の頃に上手くいかなくて沈んでしまっていた時も、初奈さんに相談したらすごく楽になりました。号泣しすぎて、話の内容は覚えていません(笑)」

お世話になった先輩の盧初奈さん(左)とキャプテンの太田美月さん(右)【写真:荒川祐史】
お世話になった先輩の盧初奈さん(左)とキャプテンの太田美月さん(右)【写真:荒川祐史】

本来ならば引退しているはずの3年生も、練習を手伝っていた大商学園。先輩と後輩、顧問の先生と生徒など、様々な立場の間で深い信頼関係を築けているチームでした。

 女子サッカー部の皆様、ありがとうございました!

大商学園高校女子サッカー部の皆さん【写真:荒川祐史】
大商学園高校女子サッカー部の皆さん【写真:荒川祐史】

(W-ANS ACADEMY編集部)

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