Home

「INTERVIEW / COLUMN」記事一覧

全寮制ならではの強い絆が武器 自分たちらしい「走るバスケ」で県を制す!

「INTERVIEW / COLUMN」記事

  

全寮制ならではの強い絆が武器 自分たちらしい「走るバスケ」で県を制す!

著者:W-ANS ACADEMY編集部

2024.01.24

「走るバスケ」が持ち味の若葉高校バスケ部(女子)【写真:荒川祐史】
「走るバスケ」が持ち味の若葉高校バスケ部(女子)【写真:荒川祐史】

 全国津々浦々の強豪校や個性あふれる部活動を紹介するW-ANS ACADEMYの部活動訪問。今回は福岡大学附属若葉高校のバスケットボール部(女子)にやってきました!

 バスケ激戦区の福岡県で毎年結果を残しており、2022年の全国高校選手権(ウインターカップ)ではベスト16。海外の大学でプレーする選手や、日本代表選手など数々の卒業生を輩出している強豪校です。

 「志の高い者が伸びる」とは、顧問を務める池田憲二先生。日々、地道でハードな練習に取り組んでいます。

 今回お話を聞くのは、2年生の皆さん!

 新チームとなって間もないですが、チームのことや次の大会に懸ける思いを聞いてみました!

強さの理由は毎日の地道な基礎錬 「面白さ」も県ナンバーワンを獲れるチームです!

アシスタントコーチの大石萌夏先生(中央、黒いジャージ)と生徒達【写真:荒川祐史】
アシスタントコーチの大石萌夏先生(中央、黒いジャージ)と生徒達【写真:荒川祐史】

――先生はどんな人?

「顧問の池田先生は練習中や試合中、大きな声でたくさん指示を出してくれます!

 アシスタントコーチの大石先生は優しいです!練習中は厳しい時もありますが、バスケが上手くなるために必要な技術を的確に教えてくれます。

 練習外では何気ない会話もするくらい、先生方との距離は近いです!」

――チームの仲は?

「全寮制なので練習以外の時間も一緒です。お風呂に行くのも一緒だし、誰かの部屋で集まってゲームをしたり、誕生日はサプライズをしたり。福岡県で一番面白いチームです!」

――強さの秘訣は?

「大会前でも変わらず基礎練習に取り組むことだと思います。特に、最初に全員でやるパス回しは毎日やります。試合用よりも重いボールで行うのですが、1回でもミスをしたら最初からやり直しです。終盤でミスがでると『マジか…』って気持ちになります(笑)」

膝の大きな手術前、先輩たちが届けてくれた千羽鶴に感動しました

手術を経験したマッケイ光櫻林さん【写真:荒川祐史】
手術を経験したマッケイ光櫻林さん【写真:荒川祐史】

――アオハルなエピソードはありますか?

マッケイ光櫻林さん「膝の大けがで手術をすることになった時、3年生がサプライズで千羽鶴をプレゼントしてくれました。入院前日の夜に寮の部屋まで持ってきてくれたのですが、全然知らなかったので、すごく感動しました!」

――最後に次の新人戦に向けての意気込みを!

「絶対福岡県1位。これはガチ!(笑)

 自分達の特徴である『走るバスケ』をして、優勝します!」

2年生の皆さん【写真:荒川祐史】
2年生の皆さん【写真:荒川祐史】

 練習後、前キャプテンの東紅花さん(3年)に推し部員を聞いてみたところ、永福歩暖さん(2年)を紹介してくれました!

東紅花さん(左)と永福歩暖さん(右)【写真:荒川祐史】
東紅花さん(左)と永福歩暖さん(右)【写真:荒川祐史】

 中学校でも一緒にプレーしていた二人。U17日本代表をはじめ、国際大会での経験も豊富な東さんからの「うまくいかない時も、どうにかしようと頑張っているところが推し!」という言葉を伝えると、「そんな風に思っていてくれたなんて、うれしすぎる!!!」と永福さん。「チームがどんな状況の時でも周りに声をかけてくれる東さんがいなくなり不安も多いですが、頑張ります!」と笑顔でコートに戻っていきました。

 偉大な先輩たちも成し遂げられなかった日本一を目指し、若葉高校バスケ部の挑戦は続きます!

 バスケ部の皆さん、ありがとうございました!

バスケ部(女子)の集合写真【写真:荒川祐史】
バスケ部(女子)の集合写真【写真:荒川祐史】

(W-ANS ACADEMY編集部)

SUPPORTERSサポーター