「INTERVIEW / COLUMN」記事
モットーは「心はひとつ、パワー全開!」部員同士支え合い、心を込めて踊る創作ダンス
著者:W-ANS ACADEMY編集部
2023.12.25

全国津々浦々の強豪校や個性あふれる部活動を紹介するW-ANS ACADEMYの部活動訪問。今回は、福岡大学附属若葉高校のダンス部に伺いました。ジャンルは「創作ダンス」。高校ダンスの二大大会と言われる「全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」「ダンススタジアム」でも優勝経験がある強豪校です。
練習場に入ると、はつらつとした声で挨拶をしてくれたダンス部のみなさん。12月27日(水)に開催される定期公演に向けて、練習の真っ最中!
今回は、この部活のOGでもある顧問の石橋華須美先生と、キャプテンの鶴田百々音さん(3年)にお話しを聞きました。
入部時はダンス未経験者がほとんど。下級生は担当の先輩が責任をもって教えています!

――キャプテンとして心がけたこと、チームの特色を教えてください。
鶴田さん 代々受け継がれてきた「心はひとつ、パワー全開!」という言葉をモットーに、全員が同じ目標に向かって、同じ熱量で頑張れるチームを目指して頑張ってきました。
下級生が質問しやすいように指導グループというものを作っていて、後輩がしっかり上達できるように担当の先輩が責任を持って教えています。
――定期公演に向けての意気込みをお聞かせください。
鶴田さん このチームの1年間の集大成になりますし、3年生は最後の公演になるので完成度を上げて臨みたいです。受け継がれている伝統作品は先輩方の想いが詰まっているので、責任を持って披露したいですし、今年の夏に踊った自分たちの作品も思い入れが強いので、一つひとつの作品に想いを込めて踊りたいです。

――最後の曲はセンターで踊られるそうですね。
鶴田さん 私は身長が低く、小さく見えてしまうので、周りよりも大きく踊れるように自分なりに研究してきました。最後その成果を披露できるように頑張りたいです!
――キャプテンの推し部員を教えてください。
鶴田さん 同じ3年生の原旭さん。自分と性格が似ていて負けず嫌いなんです!1年生の頃、先輩が来る前に自主練しようと思ったらすでに原がいて…。それからよく二人で自主練することが多くなりました。ライバル心もありつつ、高め合える仲です!
「キャプテンは責任重大。でも一人じゃない!って思ってほしい」(原さん)

――原さん、推し部員に選ばれた気持ちと鶴田さんへのメッセージをお願いします。
原さん 百々音はすごく努力してきて、キツイ思いをしてきた人。そんな彼女に選んでもらえて嬉しいです。
これまで百々音が笑っている時も泣いている時も、落ち込む時も一緒にいたよね。キャプテンになってからは責任もあるし、しんどいことも多かったと思うけど、みんながいるから一人じゃない!って思っていてほしいな。

最後は顧問でありOGでもある石橋先生にも質問!昔から変わらないダンス部のマインド、そして先生の指導方針を教えてください。
石橋先生 うちに入部する生徒は、創作ダンスは未経験者がほとんどです。できない人はできる人に教えてもらい、お互いに支え合って一つの大会を目指していきます。ですから、部員たちは皆、結果よりも大会までの過程で自分がどれだけ成長できるかが一番大事だと思っています。ダンスは審査員が変われば結果も変わりますし、得点を競うスポーツではありません。ですから、指導者としても、生徒たちがいかに納得できる演技をできるかに焦点を当てて、結果はついてくればいいよね、というスタンスでいます。

練習中の表情は真剣そのもの。踊りだけでなく表情や声にも想いを乗せて表現している様子が印象的でした。
ダンス部の皆様、ありがとうございました!
★定期公演のご案内★
福岡大学附属若葉高等学校ダンス部 第31回定期公演
「私は弱い。――いや、それでいい。」
【日時】
2023年12月27日(水) 第1部 12:00開場 13:00開演 第2部 16:30開場 17:30開演
【会場】
なみきスクエア内 なみきホール(福岡県福岡市東区千早4丁目21-45)
【チケット】
1階席(全席指定)1,500円
2階席(全席指定)1,000円
詳細は下記よりご確認ください。
https://www.namiki-sq.jp/event/2023/10/1697.php
福岡大学附属若葉高校ダンス部のInstagramアカウントはこちら!
(W-ANS ACADEMY編集部)
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