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男性指導者の8割が抱えるジレンマ…女性特有の不調「確認を躊躇」 過度な警戒心がケアの障壁に

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男性指導者の8割が抱えるジレンマ…女性特有の不調「確認を躊躇」 過度な警戒心がケアの障壁に

著者:W-ANS ACADEMY編集部

2026.08.18

「1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定」にてアンケート調査を実施
「1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定」にてアンケート調査を実施

「1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定」にてアンケート調査を実施

 一般社団法人スポーツを止めるなは、女子アスリートに向けた生理とスポーツの教育・情報発信活動「1252プロジェクト」の一環として実施した「1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定」の合格者を対象に、アンケートを行いました。

 調査結果によると、女子選手のパフォーマンス低下の裏に生理などの女性特有のコンディション影響を感じつつも、本人への確認をためらった経験がある人は全体の76.7%に上りました。性別で見ると男性は80.6%と8割を超え、女性の70.0%を上回る結果となっています。

 その最大の理由は「どこまで深く聞いていいのか、距離感がわからなかった(37.3%)」、「ハラスメントと捉えられないかという不安があった(22.1%)」など、男性指導者のハラスメントへの不安が浮き彫りになりました。

 また目の前の競技パフォーマンスを優先するあまり、無月経の放置など、女子選手の引退後の後遺症等に対する配慮や危機感が不足していると感じる指導者は82.5%に達し、女性の体のメカニズムを学ぶことが重要だと回答した人は99.4%と、「重要性は理解しているものの、現場では目先の勝利のために軽視されがちである」という強いジレンマも露わになっています。

 こうした課題に対し、検定の受検を通じて正しい知識を得ることで、指導者の大半が女子アスリートへの指導に「自信がついた」と回答。「ハラスメントへの過度な不安が消え、フラットに体調を確認できるようになった」「目先の試合だけでなく、長期的な選手の健康を最優先した練習計画を立てるようになった」といった具体的な行動変容がうかがえたと同時に、選手との信頼関係の構築につながる好循環も見られています。

 同社団の代表理事である伊藤華英氏は「今回の調査が、スポーツ現場で『聞いてはいけない』ではなく、『正しく聞き、正しく支える』という文化を広げるきっかけとなることを願っています」とコメント。今後も、必要な知識を届ける活動を続けていくとしています。

(W-ANS ACADEMY編集部)

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